三枝博士
三枝博士のおしりクリニック
正しい知識でおしりを大切に
-おしりの病気になる理由-
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1.人間の体の構造
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肛門疾患自体は人間にとって避けられない病気です。 人類は手を使うために立ちあがったために、血液が万有引力の法則に従って下がります。 内痔核(いわゆるイボ痔)は、血液が下がり、痔静脈がウッ血するために起こるものなので、ある程度避けられません。
また、痔瘻は発生学的に歯状線という部分に開口する肛門腺に感染をおこすもので、これもある程度避けられません。
2.不充分なおしりの管理
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おしりには、スペアがありません。しかし、正しいおしりの管理をしないですごしていませんか?
長期間の便秘、かたい便、紙でゴシゴシ拭いたり、下剤の飲みすぎ・・・おしりは大切なものです。 ご自分のため、家族のためにも、正しいおしりの知識を身につけ、管理してあげてください。
3.おしりは恥ずかしい?
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誰にでもおしりはついています。食物の入口が口で出口が肛門で同じく大切な所です。
おしりの病気は恥ずかしいものではありません。家族にも相談できない、診察も受けにくい・・・・ そのようなことが、ますますおしりを悪くします。
体に恥ずかしい所などありません。人体の各々の部分はどれひとつ欠けても困る大事な器官です。
4.おしりのチェック
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おしりは、自分ではなかなか見えにくい場所です。鏡でも使わないといけませんね。 そのため、どれくらい悪いのか?ということを判断しにくいということがあります。 また、内痔核の初期状態のように、出血のみで痛みが全くないので、放置してしまうこともあります。
症状があったら、割り切って早く診察を受けましょう。その方が苦しみも、治療にかかるお金も少なくすみます。
5.医者や医療体制
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正直に申し上げて医者や医療体制の問題もあります。 正しい診療ができなかったりするなど、どこに行ったら、本当の治療が受けられるのか?患者さんが知る術がありません。 私のところにも、不適切な治療で壊れてしまったおしりの方がいらっしゃる場合があります。 残念なことです。