三枝博士
三枝博士のおしりクリニック
正しいおしりの治療法を学ぶ
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技術の問われる触診
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科学技術、特に電子工学の進歩から今では診断、治療を含めて医療の機械化が著しく進みました。 以前は診断できなかったり、治療が出来なかったりした病気も現在では早期に診断がつき、 患者さんの負担が少なく治せるようになりました。

それはそれで結構なことなのですが、どうも最近の医者は医療機器やデータに頼りすぎて 自分の五感を(時には六感)駆使することを少し疎かにしているように思います。

直腸肛門内指診は極めて多くの情報の得られる診察方法です。
肛門、直腸のみならず、子宮、前立腺、骨盤形成組織、腹腔内臓器まで診察することが出来ます。
肛門に関しては、肛門裂創、痔核、痔瘻、狭窄殆どの病気が触診で診断可能です。 直腸ではポリープ、癌、異物、炎症も診断されることがあります。

経験豊富な医師であれば問診と視診、触診でまず診断のつかないことはありません。
診察の際は直腸の充分に奥まで指を入れて診察してもらって下さい。

カメラによる診断
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いまや「肛門科」が肛門の診察だけで済む時代ではなくなりました。出血があれば必ず大腸の検査が必要です。
炎症、ポリープなど皆さんが驚く程鮮明にモニター画面に映されます。
尚、当クリニックでは大腸カメラを出来る限り苦痛が少なく、時間もかからない方法で行っています。
また、胃・十二指腸カメラも口からだけでなく、鼻から細い(直径4.9mm)カメラを挿入する方法も導入していますので、従来の"オエッ"という嘔吐反射のない、極めて楽な検査になりました。